ラノベ資料発掘所

本をあまり読まない筆者が、読んだ本のレビューやら考察やらを書いていくブログ

今でしょ、的な自己啓発本を読みました

タイトルから見て予想されるかもしれませんが、林先生の「いつやるか? 今でしょ!」を読みました。

もう四年前の本になってしまいますが、最近発行されたかのような雰囲気。

何故でしょう?

 

社会での対人関係をメインとして、幅が広くて。

さらには文の書き方が上手い。簡単に読める。

これは学べるところが多そうだ、と期待しながら読んでしまった次第です。

 

 

 

おすすめの本は聞かない、が良い

 

誰もが最初に思うこと。

それは、何の本を読めばいいのか。

 

そういう時に、安易に人に聞かないでください。

本屋に足を運んだりしてください。

 

これの最大のメリットは、自分の判断で買った本は読みやすいということです。

 

このブログ。

私自身が本を読むためのツールとして使っているわけですが、なぜこうなったかと言いますと……本が読みにくいからです。特に、読まなければいけない本が。

 

人の言うおすすめは、読みやすいものもあれば、逆に読みにくいものもあります。

ですが、予備知識もなく自分の感性で選び取った本はだいたい読みやすいです。

 

ネットでおすすめ、なんてよく見かけますが、

おすすめだから買おう。

じゃなくて、

面白そうだから買おう。

を重視するといいと思います。

 

しばらくして、活字慣れしたところでおすすめの本を開いてみる。

そうするとあら不思議、ちょっとは読める。

急ぐ問題でなければ、それが一番だと思います。

 

 

 

分析力を上げる方法

 

どんな人でも分析力を上げる方法があります。

誰でも、確実に上げられる方法です。

 

それは……毎日「なぜ」と問いかけすることです。自分に。

なぜ、この本が面白いのか。

なぜ、この商品は人気なのか。

なんで、バレンタインデーという日があるのか。

 

もちろんしっかり考えて答えを出してください。

好みだから、定番商品としての地位を確立しているから、チョコレート業者の策略。

一度答えを出した問題をさらに突き詰めて、考えてみてください。

 

それを通勤、通学途中に行うとベストでしょう。

人間は歩くと血液の循環が良くなり、思考力が上がります。

足は第二の心臓とも呼ばれます。これを使わない手はありません。

 

考えた結果をメモできれば完璧でしょう。

 

 

 

相手に伝えるためには

 

「思いが通じるかどうかは、話す前に決まっていることが多い」

 

第一印象やそれまでの付き合い、話し手への評価。

それらによって、同じ内容でも相手の心に届くかどうかが変わります。

 

ハッキリ言っちゃうと。

人間は、気に入った人の意見以外は聞きません。

 

わりとよく聞くこの話。

人間って自分勝手だなあ、と思ってしまうかもしれませんが、考えると合理的でした。

情報の信頼度を決めちゃうのです。

その尺度となるのが好み。相手を気に入ったかどうかです。その度合いによって、どれだけ斜に構えるのか、無意識の内に決めてしまうわけです。

 

これがビジネスだったのなら対象者の性格や好みを分析し、できる限り最大限のパフォーマンスとなるよう……。

となりますが、小説だと不特定多数の人が読むのでどうすればいいのか。

 

方法は考えるに、感想をもらうしかないように思えます。

そしてその感想を受け止めて、上手に昇華していく。

 

一番なのは、小説が好きな人に読んでもらってダメ出しをしてもらうこと。

ネットに上げただけでは感想はあまり来ないので、来たとしてもオブラートに包んだような内容ばかりです。

 

 

 

 おわりに

 

本の内容としては、若い社会人にスポットが当てられているように感じます。 

小説に参考になりそうなヒントはちょっと少ないのですが、文章が上手いのでそこを参考にするのもいいかもしれません。

 

もし買ってみようと思った方。特にネット通販で買おうとした方。

 

最初は古本屋に行ってみてください。 

私は200円で手に入れられました。

 

古本屋は『一度は誰かが手にした本』なので、人を引き付ける力はあります。

 

売られてしまった本だと侮るなかれ。

世界で3000万部越えの「七つの習慣」が普通に売られていますので、ためにならない・人気がないという理由で売られているわけではありません。 

 

たまに、波長が合う本が見つかるかもしれませんよ。

まあ、古本屋じゃ著者に印税が入りませんけど。