「強い文章力」養成講座 川上徹也
こんにちは。
今日も本を消化するために備忘録を付けていこうと思います。
ライトノベルを書くためにこれをやっているわけですが、買ったラノベは多くはないんですよね。ビジネス書や心理学なんかも参考にしたいですし。売れまくった有名な本も気になるし。
あ、あと、
あくまで私が読んだ感想を付けるブログなので、
他のところのレビューなどは基本参考にはしてません。購入するときくらいにしか見ていないと思います。
ですので、他のレビューと全く違うことを言っている
なんてこともよくあるかと思います。
そんなときの魔法の呪文、
※個人の感想です
※感想には個人差があります
わあい、真面目に書いてる記事内容が一気に胡散臭くなったよ!!
茶番は終わりです
今日は黄色い本を読みました。
黄色い本ですよね。怪談じゃないので安心してください。
読むだけであなたの仕事が変わる
「強い文章力」養成講座 川上徹也
フルで書くと、すごく長いタイトルの本ですよね。
ラノベにも匹敵しそう。
私はブックオフから見つけたわけですが、この黄色いパッケージとやたら長い名前を見てこう思いました。
「こいつ、出来る!!」
本を買う人は本のどこを見ているのか。
ズバリ言うと背表紙なんですよね。
何処に本の表紙をデカデカと掲げる書店があるんですか。そんなスペースあったんなら5倍の量の本を置けるでしょう。
そんなわけで、
書物の目立つルールを知っている=本当に強い内容である、と思い買ってしまいました。ブックオフにしては高い値段でした。
レビューはじめます
黄色い。
この本黄色い。
文字、背景、表紙。
黒と白と黄色しか使ってない!!
というどうでもいい感動の中読み進めてみると
読みやすい!!
こういう文章指南書だと一番重要なのが読みやすさ。
当たり前なんだけど、読みやすくないと読んでくれないわけで。
だから指南書そのものが読みやすいのは、レベルの高い内容が載っている可能性が。
ん?
そうするとこのブログが読みにくかったら私のレベルがががが
……発展途上中ということにしてください。
内容といたしましては、オンライン学習サービス「schoo」で大人気だった授業を元にしたものらしいです。
ただこうすればいい、ああすればいいというのではなくて、生徒さんとの演習も載っています。つまり、授業感覚で身につけられるので覚えやすいかと。
特に、会社でいい企画書が書けない方々に読ませたいシロモノです。
もしくは、学生さんで作文を書く方々にぴったりの内容です。
これは基本中の基本、相手を特定して呼びかけるというテクニックを実践しました。
人を呼ぶときにも
「そこのお兄さん」
というよりも
「そこのメガネのお兄さん」
と言う方が振り返る、そんなテクニックですね。
文章力は、本を読まない人にも必要だと思います。
たとえば履歴書を出すとき。
履歴書の書き方でネットを見ると
担当者が読みやすいこと
とでかでかとした文字で書いてありました。
特に重要なのは自己PR、志望動機。
採用担当者はそこをよく見るそうです。ハローワークの更生プログラムを受けていた友人のKさんが言ってました。
そんな方にはいい書き方が載っていました。
ただ、この本には残念なところがあります。
私はあくまで「小説の文章力向上」を目的としてこの本を買いました。
けど、コレ、
ビジネス文章用がほとんどでした。
つまり、相手に呼びかける形がほとんどなんです。
主に企画だったり提案だったり。残念ながら、小説を作りたいから参考には……ならないとは思います。
ビジネス文章用には役立つとは思うんですけど。
小説をメインで考えていくと、芝生が違う感がすごい。
無駄ではないと思いますけど、
私の知りたかったこととは方向性が違うなーって思いました。
最終評価
勧められる人
・ビジネス文章を書きたい人
・アフィリエイトをやっている人
・企画を通したい人
勧められない人
・小説家
・本当に読むだけで文章力が上がると思っている人
実践しないと意味ないです。
小説参考度、★★☆☆☆
書いていないわけではないですが、ビジネスいらないなら他の本の方が。
ビジネス書参考度、★★★★☆
読みやすさなどと相まって、初心者が読むには最適の本かもしれません。
よみやすさ、★★★★★
読みやすいので活字離れした現代人にも優しいです。
総合評価、★★★☆☆
ビジネス書が目的ならば文句はないんですよね。初心者がとっつきやすいレベルだし、読みやすい本だし、失くしにくい目立つ本だし。
けど、あくまでもこのサイトではいいラノベを書きたい私目線で評価しています。
あしからず。