10倍読むのが速くなる速読のスキル
前回。
話を聞かない男、地図を読めない女を読みましたが。
これ一冊(約300ページ)を読むのに
4時間ほどかかってしまいました……。
読むの遅すぎる。
だから毎日更新できないんだよぅ……。
そんなわけで今回の本は
10倍読むのが速くなる、速読のスキル
斉藤英治
著書を十数冊も出している先生らしく、実績もあり、期待して買いました。
欲しい本が、運が良ければ手に入る。(要・労力、時間)
ブックオフ古本屋、万歳です。
前回の本、300ページを読むのに4時間かかったので、30分台で読めるようになるのかという淡い希望を抱きながら……。
感想
ビジネス書だった!!
内容なのですが、戦略的読書術です。
例えるのなら。
昔の戦で、相手の将軍を倒せば戦は終わる。だから将軍の首を取る作戦を……っていう内容。
で、つまりですね。
雑兵は相手にしないゼ!!
みたいな感じなんですよね。うん。
重要なところを素早く見つけ、そこに集中。
何やかんやして記憶を定着させて、その本の言いたいことをつかみ取る。
ビジネス書ですよねー。
小説を読むには向かないってことでした。
もうちょっと、私の感想を書くのであれば。
情報として、本の内容をとらえているフシがあります。
ビジネス目的だったらあんまり問題はないんですよ。一般のビジネスに、小説を書くなんてことはないんですから。けど、小説って情報じゃないと思います。情報ってあまり面白くないので。
故にこの本も、面白みはありませんでした。
まるで、教科書読んでいるような感じ。
そのぶん、読むべき個所と読まなくてもいい箇所がハッキリ分かりました。
図が多いとはいえ、200ページで1時間という驚異の上達ぶりを見せました。
ぜんぜん楽しくなかったけど。
うーん、私とは肌が合わないってことなのかな。
あと、この本を読んでいるときに、思ったことをメモ書きしたのですけど。
「レビューは色付けや見出しはしっかりやろう。
速読する人はそこを重点的に見るから。」
と、私の体験談が書いてありました。
今日からブログ書くとき気を付けないと……。
総合評価
勧められる人
・時間に追われるビジネスマン
・内容のみの記憶目的で本を読む人
勧められない人
・楽しく、ゆったりと本を読みたい人
・小説を書くために読む人
小説参考度、★☆☆☆☆
小説ってほら、全体の空気感から参考にしなきゃいけないので。
ビジネス参考度、★★★☆☆
取捨選択。トレーニングの大切さ。ビジネスライクだったら参考になりそう。
考察させてくれる度、★★★★☆
早さとは、理解とは何なのか。考えさせてくれました。
総合評価、★★☆☆☆
結局、数多く本を読むしかないのですねー。近道はないのか。私の読むスピードは、少し早くなるだけで終わりそうです。
合う合わないもありますし、何よりビジネスに洗練された方法でした。
僅かなニュアンスで表現してしまう小説の世界では、軽く見ていいところなんてないのかもしれません。